LEDが普及し、多くの照明機器にも使用されるようになりましたが、その裏で様々な問題も出てきました。
一例としてLEDは、輝度が電流変動で変化し、チカチカと点滅してしまいます。
これを防止するために、必ず定電流回路を必要とするという問題を抱えていました。
定電流回路は、複数の電子部品を組み合わせて使用するため、基板上のスペースを大きく占有してしまいます。
SEMITECのCRDは電圧変動、負荷抵抗の変化、リップル電圧等に係わることなく電流の供給量を一定化させる特性を持つ2端子構造の定電流ダイオードです。
SEMITECのCRDは、これを1つ組み込むだけで、定電流回路と同等の機能を果たし、輝度を安定させる事ができます。
回路が簡素化できて且つ部品点数を削減できるため、省スペース化にもつながりLED照明の小型化実現に大きく貢献致しました。またバリエーションも多数取り揃えています。
形状では実装面積を省スペース化できる面実装タイプと基板に差し込むタイプのアキシャルリードタイプの2種類がラインナップされています。
(面実装タイプが17特性、アキシャルリードタイプが16特性)